イケメン兄弟の花婿修業   

ドイツかんたん家庭料理

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息子の成長

   

お天気が急に変わり、楽しみにしていた釣りに行けなくなった長男。
お天気が崩れ始めたのは分かっていたけれど、伯父さんと一緒に釣りに行くというのが彼の日本旅行のメインプランだったから、少しがっかりするのも仕方がないのかもしれない。
伯父さんも時間を都合してくれたのに、お天気が協力してくれなかった。
釣り好きというのは正直理解しがたい。朝暗いうちから出かけて、雨の中でも釣り糸を垂れ、それで坊主でも楽しかったと長男は言う。
それが変だとかいうのではなく、一日釣れないで、寒い雨の中に立ち尽くしてストレスにならないのだろうか。又は炎天下の元、あの強い日差しの中で、そのうえ海からの照り返しもあるのによく我慢ができるものだと思う。
でも、そんな彼の気持ちを伯父さんはよく分かってくれるようだ。
彼は ”釣り糸を垂れて、海との会話を楽しむ” とよく言っている。
私は海が大好きで、海に入らなくても海を見ているだけで楽しい。
さすがに身を切られるような寒い日に、外に出て冬の海を長く見ている事は出来ないけれど、それでも一目でもみたいという気持ちは何時もある。
荒れた海も、穏やかな海も、、、
海はいつも見ていないと表情を変えてしまう。
この表現は、海好きの人ならわかってもらえるだろうか?
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今日から次男は広島。日本語ができるんだから一人で行っておいで。
いい旅になるといいね。
彼はまだまだ、自分一人では旅行のオーガナイズできない。
いや、出来るんだろうけれども、私の目から見たらまだまだ出来てない。ただ今、特訓中。
彼が15歳の時に私と二人でフィレンツェに旅行をした。
私は要所要所は一緒に動いたけれど、後は一人で行動させた。
彼がピサに行きたいといったときには、一人で行かせた。
もちろん、少々の心配はしたけれど無事見学をして帰ってきた。
私は一人旅が苦にならない。一人で旅をすると、普段見えないものが見えてくる。
息子たちも同じじゃないだろうか? もう、二人とも一人旅をしてもいい。
一人旅では、その感動を伝える相手、共感する相手が傍にいないという寂しさがある。
でも反対に、それを写真に収め、文章にして発信することができる。
ただ一言しか書かれていない絵ハガキでも、それが感動の一言であれば相手に通じるだろう。
息子達には、釣りであれ、読書であれ、旅行であれ、音楽であれ、感動できる人間になってもらいたいと思っている。
何時かは、その感動を原動力にして人生を歩んでいけたら、どんなに素晴らしいだろう。
色々な経験をして、苦しいことも乗り越える力をつけてもらいたい。
そして人生、最後に笑ったもの勝ち!
そう、オペラの巨匠、ヴェルディの最後の作品は喜劇でした。

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