イケメン兄弟の花婿修業   

ドイツかんたん家庭料理

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夏休みもお終い

   

うちの息子たちは、今こちらに向かって飛んでいます。
LINEで連絡が来ましたよ、日本を離れるの、悲しいよーーーって。
姉と義兄さんと、姪っ子と娘ちゃん二人と皆で空港まで来てくれて、それで余計に寂しくなったんだろうな。
おめめは泳いでなかったのでしょうか。
良かったね、いい旅になって。
さてこちら、息子たちの部屋の空気を入れ替え、まずは快適に眠れるようにしてあげました。
ああ、やっぱり帰ってくるのが楽しみ。
昨日までは帰ってくるなんて全然考えてもいなかったのに、、、。
私は、フライトはどのクラスで飛んでいても嫌いだけれど、空港の雰囲気は大好きです。
一人旅でトランジットの時なんか、ふとこのままどこかに消えたいな、なんて思う事もある。
主婦蒸発。家庭内ストレスか?なんて書かれたら家族が困りますからね。やめときましょう。
ただ、こんな感傷に浸るというのは、アジア系のざわざわ煩い空港ではだめですけれど。
空港って、その国その国の面白いものがありますよね。
そういったものを見るのもまた、楽しいし。
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古い話になりますが、私が若いころはヨーロッパ便はアンカレジ経由でした。時間はすごくかかりましたが、南回りはもっと時間が掛かる。疲れるけれど、これしか方法はありませんでした。
その当時のアンカレジ空港は、ヨーロッパ行きもアメリカ行きも乗り継ぐハブ空港で、日系の人たちが沢山空港で働いていました。
顔を見れば日本人だけれど、英語しか話さない人がいたり、外人のようで日本語がベラベラの人とか面白かったな。
ある時、そこで働いている日本人女性と知り合いました。
彼女は日本人で、ご主人はアメリカ人。もちろんアンカレジ在住です。
アンカレジを経由するたび、まっすぐ彼女がいるお店に行っていました。
あなたね、今度ちょっと時間を取ってアンカレジの街を見ていきなさいよ。いい処よ。私が案内してあげる。
そこまで言ってもらったけれど、さすがに出張の帰りに休暇を取るわけにもいかず、ごめんね、時間が取れなくって。
ドイツに住んでいる大勢の日本人をご存じで、この間さ、xx社のxxさんがね、ここで釣りをしていったよ。あの人って釣り好きだから、たまにここに泊まっていくのよね。
今度日本に帰ったら、zzさんたちと温泉に行くの。
なんて全部公開です。それも、彼女の職場で一緒にコーヒー飲みながら。
おおらかだったな、あの当時は。
アンカレジは給油時間が長いですから、30分もすると、また今度ね、で彼女とはお別れ。そこから、ぐるっと空港内を歩きます。
するとね、シロクマが立っているんです。大きな立派なシロクマ。
可哀想にね、あなたも死んでまでこんなところで客寄せに使われて。
しばらくシロクマの前にたたずんで、シロクマと一方的な話をしたら、またふらふら歩きます。早朝のアンカレジ空港は空気が冷え冷えとしていて、外は真っ白。
じっと外を見ていると吸い込まれそうで、何度も、一度ここで泊まってみようかなと思ったことがあります。
でも私はしなかった。
何ででしょう。一人旅が怖いわけでもなかったし、今のようにインターネットが無くても電話で宿を取ることもできる。
なのになんか思いきれなかった。
自分が思いきれないのを仕事のせいにしていたのかも知れない。
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長男は釣りが大好き。
アンカレジの話をすると、一回行って釣りをしたいなと言います。
ユーコンのイメージが強いのでしょうね。
そうね、大学の卒業旅行にはアンカレジの旅行というのはどうかな?
一度、と言ってももうずいぶん前の事ですけれど、アンカレジ経由で日本に行けるか探したことがあります。一つしかなかったですね、その当時。
今はどうなっているでしょう。アンカレジまで行けば、もう日本への道の半分は来ていますからね。
出来れば足を延ばして日本へも行きたい。
最近はそんなフライトを探していませんから、今度探してみようかな。
息子たちと旅行できるのも、もう何度もないでしょう。
大学を卒業するまでに、もう一度みんなで旅行したいな。
ん、、、でも猫様と犬様が何というか、、、、

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